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(水谷) 研究紹介

アディティブマニュファクチャリング(AM)による
多機能性構造体の造形

 アディティブ・マニュファクチャリング(AM)は、目的とする構造体の3D形状情報があれば、機械加工では真似できないような非常にユニークな形状を造形することができます。この特徴を利用して、医療・航空・宇宙分野を始め幅広い分野で活用され始めており、今後もその可能性はますます拡がっていきます。
 その中で本研究室では、AMにおける造形プロセスで生じるミクロな現象を解明し、それを応用して新たな付加価値を持った製品(構造体)を創り出すことに取り組んでいます。とくに本研究室で扱うのは、現在AMで主流の樹脂や金属だけでなく、セラミクスやCFRPの造形、あるいはそれらを複合した(マルチマテリアル)造形にもチャレンジしています。AMのプロセス中に起こる現象を解明し、造形物自身に新たな、あるいは多彩な機能を付加する革新的AMプロセスの開発に取り組んでいます。

関連論文

International Journal of Adhesion and Adhesives, 117 (2022), 103169.
Keiichi Shirasu, Masayoshi Mizutani, Naoki Takano, Hajime Yoshinaga, Tsuyoshi Oguri,
Ken-ichi Ogawa, Tomonaga Okabe, Shigeru Obayashi
International Journal of Automation Technology, 14, 4 (2020), 582-591.
Shinji Ishibashi, Keita Shimada, Hiroyasu Kanetaka, Masaki Tsukuda, Takumi Mizoi,
Masataka Chuzenji, Shoichi Kikuchi, Masayoshi Mizutani, and Tsunemoto Kuriyagawa
砥粒加工学会誌,64, 1 (2020), 39-46.
前花 英一,臼沢 太一,石橋 信治,嶋田 慶太,水谷 正義,厨川 常元
砥粒加工学会誌,62, 10 (2018), 527-534.
前花 英一,長森 亜弓,石橋 信治,溝井 琢巳,嶋田 慶太,水谷 正義,厨川 常元
砥粒加工学会誌,61, 1 (2017), 40-46.
前花 英一,石橋 信治,嶋田 慶太,水谷 正義,厨川 常元