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Research
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(水谷) 研究紹介

生体親和性・抗菌性を両立する
バイオインプラントの開発

 生体内で使用されるバイオインプラントには、生体組織や細胞に対する高い親和性が求められます。またそれと同時に、長期間での使用を考慮すると細菌に対する耐性も必要になります。
 この課題に対して本研究室では、様々な表面創成プロセスを利用して“細胞には優しく、菌には強い”表面づくりにチャレンジしています。例えばレーザ加工がその方法の1つです。材料にレーザを照射することで表面の幾何学的な形状や化学的な組成が変化し、それらの変化にともなって生体細胞や組織、あるいは細菌へのインタラクションも変化します。この現象に着目し「細胞は瞬時に接着するのに、細菌は全く寄り付かない」ような表面ができるのではないかと考えています。我々はこのような手法を駆使し医療・バイオ分野への新たなブレークスルーを目指しています。

関連論文

Applied Surface Science, 572 (2021), 151453.
Liwei Chen, Ziqi Chen, Keita Shimada, Masayoshi Mizutani, Tsunemoto Kuriyagawa
Precision Engineering, 72 (2021), 556-567.
Liwei Chen, Yifei Zhang, Shuhei Kodama, Shaolin Xu, Keita Shimada, Masayoshi Mizutani,
Tsunemoto Kuriyagawa
Dental Materials Journal, (2019), 1-8.
Masatsugu HIROTA, Tomohiro HARAI, Shinji ISHIBASHI, Masayoshi MIZUTANI
and Tohru HAYAKAWA
日本金属学会誌,83, 2 (2019), 37-45.
原井 智広,廣田 正嗣,早川 徹,嶋田 慶太,水谷 正義,厨川 常元
Journal of Materials Science: Materials in Medicine, 30, 5 (2019), Article 57 (1-9).
Yuta Kurashina, Atsushi Ezura, Ryo Murakami, Masayoshi Mizutani and Jun Komotori
Journal of Hard Tissue Biology, 25, 2 (2016), 181-194.
Yugo Fukayo, Tsuyoshi Amemiya, Kazutoshi Nakaoka, Masayoshi Mizutani, Jun Komotori,
Yoshiki Hamada and Tohru Hayakawa
砥粒加工学会誌,59, 1 (2015), 17-22.
水谷 正義,益子 直人,本多 遼,村上 諒,小茂鳥 潤,厨川 常元
International Journal of Automation Technology, 8, 1 (2014), 102-109.
Masayoshi Mizutani, Ryo Honda, Yuta Kurashina, Jun Komotori, and Hitoshi Ohmori