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Research
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(久慈) 研究内容

レーザ光と物質の相互作用を活用した
機能構造の創成と応用

 これまでのレーザ加工は材料の切断や溶接に用いられていましたが、近年では3次元造形技術や表面の微細なテクスチャリングに使用されるなど、その用途は多様化しています。レーザを物質に照射すると、レーザ光と物質の相互作用により複雑な界面現象が起こります。例えば、電子や分子の振動による瞬間的な材料の溶融や蒸発、プラズマの発生などです。この界面現象を制御することで、微細で複雑な構造創成のみならず、加工界面で生じる化学反応すらも自在にコントロールできる可能性を秘めています。
 本研究室では、レーザ加工中に生じる界面現象を活用した高付加価値な機能構造の創成技術確立に取り組んでいます。創成した構造は、熱制御、抗菌、撥水など、多様な機能発現に貢献します。

関連論文

Precision Engineering, 82 (2023), 1–9.
Chieko Kuji, Masayuki Ishii, Ryuichi Yoshikawa, Masayoshi Mizutani, Hitoshi Soyama