第7回 Health Tech Colloquium
発表こんにちは,修士1年 岩藤です.
この度は,東北大学 星稜キャンパスで開催されたHealth Tech Colloquiumへ参加し,ポスター発表を行ってきましたので,その様子ををご紹介いたします.
Health Tech Colloquiumとは
Health Tech Colloquiumとは,東北大学大学院 医工学研究科が年に数回,星稜キャンパス内で開催している,医工連携を目的としたイベントです.
本イベントでは,医学系研究科からの医療ニーズの紹介や,医工学研究科における研究内容の紹介が行われます.これにより,医学系と工学系の協働研究の発展や研究者同士の交流を促進することを狙いとしています.
会場には複数の研究紹介ポスターが展示され,参加者は軽食を取りながら,気軽にディスカッションを行いました.こうしたカジュアルな雰囲気の中で,新たな連携のきっかけが生まれることも多く,活発な意見交換が行われていました.
ポスター発表
たくさんの先生方や企業の方々に囲まれながら,短い時間ではありましたがポスター発表を行いました.
周囲には名だたる先生方のポスターが並んでおり,大変恐縮でしたが,水谷・久慈研究室の代表としてしっかりと努めてまいりました.
私の研究内容は殺菌に関する研究であり,医療機器の滅菌・殺菌工程への応用可能性について,多くの貴重なご意見やアイデアをいただきました.
研究室外での発表経験はあまりなく,当日は少し緊張しましたが,なんとか無事にやり切ることができました.

最後に
第7回 Health Tech Colloquiumでは,はじめに東北大学病院 臨床研究推進センター(CRIETO)副センター長・開発推進部門長の池田浩治先生より,若手研究者向けに,医療ニーズから製品化に至るまでの道のりについてご講義いただきました.
講義では,医療機器特有の審査の考え方や,製品に付加価値を持たせることの重要性など,実践的かつ示唆に富んだ内容を学ぶことができました.
また,医療機器に限らず,学内外を問わずニーズを的確に捉える姿勢の大切さを改めて実感しました,こうした視点は,今後の自分の研究活動においても大いに活かしていきたいと考えています.
